【ヒルコの正体と謎】全決 最終回考察 直毘と二宮 二人とも??

テレビドラマ

全領域異常解決室=全決(ゼンケツ)
12月18日(水)の10話で、最終回です。

ネタバレと考察は一度こちらの記事
書きましたが、その謎と新考察を新たに
追加します

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直毘吉道と二宮のの子 ふたりともヒルコの可能性は?

画像の引用は、FODからです

直毘
そして、二宮が本当の・・・。

直毘はヒルコを騙った人間

直毘吉道(なおびよしみち・柿澤勇人)が、興玉雅(おきたま みやび・藤原竜也)に、ヒルコと見破られる。

呪符を外して、自らヒルコと名乗り、その正体は、神ではなく飛鳥時代に生きた人間・役小角(えんのおづぬ)であることを告白し、その超人的な能力で、興玉荒波警部を翻弄する。

最終的には、興玉に取り押さえられ捕まる。

二宮のの子の謎2つ

なぜ呪符を外したのに??
二宮のの子(にのみや ののこ・ 成海璃子)は、ヒルコの乗っ取りを可能にする呪符を首の後ろに貼っていました。

しかし!

呪符を自ら外した後は、普通は元の人間に戻るはずなのに、不気味に勝ち誇った感じで、笑って気絶しました。

ここは、、、

ヒルコの魂が抜けきっていない?

それとも、寿のように二宮自体が、元々ヒルコに賛同する者なのか?

どちらかの可能性が高い、と思ったのですが、実は二宮自体が本物のヒルコの可能性が高いですね。

そしてラスト近くで、

一心不乱に葦(あし)で何かを織っていました。

さらに、

お見舞いに来た同僚に対して、
第二第三のヒルコがまた現れる」と、
意味深なセリフも。

つまり本物のヒルコは二宮

日本神話において、イザナミとイザナギの最初の子ヒルコは、葦(あし)でつくった船で川に流された。

直毘は、ヒルコを騙った役小角(えんのおづぬ)であることを告白し、さも自分がすべてを計画したように思わせていましたが、実際に神ヒルコ自体が直毘と共謀した!?

この可能性が高いと思いました。


傲慢な人間に辟易した役小角(えんのおづぬ)の、人間界を作り直すという修理固成という目的と、自分を川に流した親たち(神々)への復讐という、お互いの目的が一致しての、共闘だったのではないか?

それが、答えかなと思います。

9話で二宮はしきりに
「神様が悪い」というようなことを
強調していましたが、これが答えなら
納得がいきます。


つまり自分の首に呪符を貼っていたのは、周りをあざむくブラフだったわけなのでしょう。

この先も起こるであろうヒルコの反乱

ラストのラストで二宮は病室を抜け出します。

初見では、思わせぶりな演出だな
ぐらいに思ったんですが^^;

そうではないですね。

刑務所に捕えられた直毘も、
さすがに寿命を感じているとか言いつつ、
人魚の肉を食べて、この先まだかなり
生きるでしょうし、神である自分(ヒルコ)と、
また共闘できるだろう!

と、すでにこの先を計画しての逃亡だと思います。

直毘も、まさに「これで終わりではない」という顔^^w

興玉は事戸渡しを行っていない!?

雨野小夢(あまの こゆめ・広瀬アリス)は、神の矢じりで刺されて、瀕死の状態の時に直毘に呪符を貼って体を乗っ取られ、記憶を覗かれ天石戸別神(アメノイワトノアケノカミ)の正体(=興玉)をつかまれそうになりました。

このとき小夢は、直毘に見破られないよう、興玉を守るために、自ら事戸渡しを行い記憶を消したことが判明しました(10話)。

この後、月読命(つくよみのみこと・石田ひかり)は月の力を使って小夢を助けるが、神の記憶を消すことになり、小夢は普通の人間として生きていくことを余儀なくされるわけですが、その前に自分で事戸渡しを行っていたわけです。

ところが、興玉の希望で全決に迎え入れられ、一緒に活動していくうちに、自分が神であることを奇跡的に思い出しました。

この経験から、事戸渡しを行っても、また記憶を取り戻すかもしれないが、神vsヒルコは、今後も続くと考えた興玉が、全決のメンバーや京都全決をもあざむいて、実際にはフリだけして、事戸渡しを行わず、それを察知した雨野小夢も演技をしたのではないでしょうか。

二人がすれ違うシーンがありますが、

そのすぐ後で、

小夢は、呼び出しの鈴を握ってます。

興玉から手渡されたと思いますが、

記憶を失っていたら、あり得ないことですよね。

興玉と小夢は相思相愛

すべてはここにつながりますね。

雨野小夢=天宇受売命(アメノウズメノミコト)と、芹田正彦(せりた まさひこ)=猿田毘古神(サルタビコノカミ)は、元々夫婦です。

興玉と、結ばれてはいけない運命です。

しかし、10話で相思相愛であることが判明しました。

小夢を乗っ取って、記憶を覗いた直毘が、「彼女があなたを救ったのは、愛情によるところが大きいでしょう」と、興玉にそれを言おうとしたときに、興玉は「だまれ!」と制止しました。

そして、「絶望をかかえていた」とも。

お互いに気持ちはわかっているが、許されない恋なわけです。

せつないですね。

神々の約束を守らなければならないために・・・。

記憶を失う前の小夢豊玉に何度も、芹田との結婚の相談をしていた、というのも伏線として効いてますw すごい;;;

ちなみに8話で、平安時代に付き合っていたという豊玉興玉が「あなたに振られましたよ」と言った時に、「あれは興玉小夢っちのことを好きだとわかったからだよ~」と、言ってました。

・・・何百年もかなわない恋、、これまたせつない。

ただ、お互いを思いやる気持ちも理解しているため、この先も二人で力を合わせて、人間界や神々の危機を乗り越えていくのでしょう。

まとめ

と、ここまで意味深な最終回を考察してみました。

それにしても、黒岩勉さんの脚本はすごすぎます。

奇想天外なファンタジーなんですが、神もどろくさい、とても人間味のある表現がされていて、それでいて切ない恋の表現も絶妙で、素晴らしいですよね。

ドンデン返しばかりに気を取られがちですけど、この世の様々な憂いがストーリーに含まれていて、いろいろと考えさせられる重みがあります。

配役もほんとにベスト、と感じる役者さんたちの素晴らしい演技の数々。

そして、演出からセットから何から、すべてがミラクルな感じのドラマで大感動でした。

また1話から見直したいです^^;

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