水泳日本代表の池江璃花子さんのお母さん
池江 美由紀さんが、日本テレビの「深イイ話」に初登場。
スーパーアスリートを育てたその教育法が
紹介されました。
天才スイマー・池江璃花子を育てた母「池江美由紀」の教育法とは?

画像:池江 美由紀スタッフXより
池江璃花子選手の母、池江美由紀さんとは?
池江璃花子選手は、白血病という難病を乗り越え、東京オリンピック2020で再び泳ぎの世界へ戻ってきたことで、多くの人々に感動と勇気を与えました。そんな璃花子選手の陰には、常に支え続け、教育してきた母親・池江美由紀さんの存在があります。
美由紀さんは、3人の子供を育てながら、約30年間幼児教室を経営し、独自の教育法で多くの子供たちを指導してきました。その教育法は「池江式教育法」と呼ばれ、「強い心を持つこと」「仲間を大切にすること」「最後まで諦めないこと」などを柱としています。
池江璃花子選手の幼少期と「池江式教育法」

璃花子選手は、3歳から水泳を始め、幼い頃からその才能を発揮していました。美由紀さんは、璃花子選手の才能を伸ばすために、「結果よりも過程を大切にする」という考えのもと、競争よりも協調性を重視した指導を行ってきました。
また、「努力は必ず報われる」という言葉を常にかけ、璃花子選手がくじけそうになった時には、優しく励まし続けたといいます。
「池江式教育法」の具体的な内容としては、以下のようなものがあります。
「ありがとう」と「ごめんなさい」をしっかり言うこと
靴は必ず靴箱に入れること
食事を残さないこと
嘘をつかないこと
人の悪口を言わないこと
これらの看似当たり前のことを徹底することで、「礼儀正しさ」「責任感」「誠実さ」などの基本的な人間性を育むことに重きを置いていました。

白血病発症後の母と娘の絆
2019年、璃花子選手は白血病を発症し、競技生活の危機に直面します。しかし、美由紀さんは娘を信じて支え続け、璃花子選手も持ち前の明るさと前向きさで病と闘いました。
病院での璃花子さんは「もう死にたい」と
泣いていた時もあったそうです。
美由紀さんは「病気は治っていくのに、
だんだん壊れていくような感じ」と
おっしゃっていました。
闘病の期間は、母も娘も想像を絶する
苦しみだったことが、うかがえます。
しかし、退院してからの璃花子さんの努力
は半端なく、やせ細った体を筋トレで鍛え、
そして、2020年8月、璃花子選手は見事に
白血病を克服し、東京オリンピックの舞台へ
と復帰。
美由紀さんにとっても、娘の復活は格別な喜びだったでしょう。

画像:朝日新聞DIGITALより
池江美由紀さんの講演活動と「池江式教育法」の広がり
現在、美由紀さんは幼児教室を運営しながら、自身の経験を活かして講演活動を行い、「池江式教育法」を広めています。その講演内容は、多くの親御さんたちから共感を呼んでおり、子育てに悩む人々にとって励みとなっています。
「池江式教育法」は、特別な才能を持つ子供だけが対象ではなく、すべての子供たちが健やかに成長するために役立つ考え方です。
また執筆活動もされていて、出版もされています。
まとめ
池江璃花子選手の母、池江美由紀さんは、娘を天才スイマーへと育て上げただけでなく、その教育法を通して多くの人々に子育てのヒントを与えています。「池江式教育法」は、子供たちの健全な成長を願うすべての人にとって参考となるでしょう。
「池江式教育法」の根底にあるのは、「子供を信じて待つこと」という愛情です。美由紀さんの温かい愛情と深い洞察力によって、璃花子選手はかけがえのない宝物を手に入れたと言えるでしょう。
このブログ記事が、子育てに悩む方にとって少しでも参考になれば幸いです。
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