インバウン丼 ニセコ 築地 豊洲千客万来他で人気

グルメ・レシピ

円安で増加する外国人観光客に向けて、各地でインバウン丼と揶揄され販売されている高級どんぶりについての情報を掲載します。

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インバウン丼とは?

インバウンド丼とは、訪日外国人観光客向けに高価格設定された丼ぶり料理を指す俗称です。主に海鮮丼が対象とされていますが、その他にもステーキ丼や天丼など、様々な種類の丼ぶり料理が存在します。

インバウンド丼の特徴

  • 高価格設定: 1杯1万円を超えるものも珍しくありません。
  • 高級食材使用: ウニ、イクラ、マグロなどの高級食材をふんだんに使用していることが多いです。
  • 見た目も豪華: インスタ映えするような華やかな盛り付けがされています。
  • 外国人観光客向けの説明: 英語や中国語などのメニュー表記や写真付きの説明が用意されていることが多いです。

豊洲千客万来 築地うに虎のインバウン丼

2024年2月1日にオープンした『豊洲千客万来』は、どんどん来客数を増やしている人気店です。
うに丼6,600円、海鮮丼・6,980円と、これだけでもかなり高額。

また、築地うに虎のその名も「皇帝」は、なんと価格18,000円
内容は、厳選生うに6種130g、本マグロ大トロ、本マグロ中トロ、イクラと超豪華。

円安で訪日しやすい外国人が多いと思いきや、外国人だけがインバウン丼を食べているわけではなく、実は、豊洲千客万来の来客は、7:3で日本人のほうが多いそうです。

意外と、アトラクション的な人気が出たのかもしれませんね^^。

北海道 ニセコ東急 グラン・ヒラフ

北海道の「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」では、キッチンカーでうなぎ丼が3500円、焼き鳥丼が2000円とのことですが、築地や豊洲の値段を知ると、なんか安いイメージがありますね(笑)。

ちなみにオーストラリアから訪れた方が、ヒルトンニセコビレッジで2300円のハンバーガーを食べ、リゾート地なので価格は高めだが「僕らにはそれでも安い」と話されていたそうです。自国と比べれば3割安いという話だそうです。

インバウンド丼の背景

近年、円安の影響で日本は外国人観光客にとって非常に魅力的な旅行先となっています。その結果、訪日外国人観光客の数は増加しており、彼らのお金目当てに高価格な丼ぶり料理を提供する店が増えているのです。

インバウンド丼の是非

インバウンド丼は、日本経済の活性化に貢献する一方で、以下のような批判も存在します。

  • 日本人にとって手が届かない価格: 多くの日本人は、1杯1万円もする丼ぶり料理を日常的に食べることはできません。
  • 日本食のイメージを損なう: 本来の日本食は、お手頃な価格で楽しめるものであるというイメージを損なう可能性があります。
  • 二重価格批判: 同じ商品なのに、日本人と外国人観光客で異なる価格を設定している店もあり、批判されています。

以下、ヤフーニュースのコメント欄より。

何も問題ない気がします。価格設定はそもそも自由ですし、それに海外の方を受け入れるための企業努力(英語などの他言語が使えるような環境にすること)を反映した価格になって当然。オーバーツーリズムももちろん問題なのだろうけれど、円安を利用したインバウンド助長は外貨獲得のための正しい姿勢。日本は既に先進国のトップではないのだから、こういった特需機会にはしっかりついていかないといけないと思います。頑張ってください。そして経済的に皆が潤ってきたら、オーバーツーリズムに対する施策の充実化も図れると思います。

https://news.yahoo.co.jp/articles/58dda0f311426c37c21817f1ec3e78793fc23645/comments

肯定的なコメントが多いです。

筆者も、日本人のお客さんが多いということからも、基本的には賛成です。

ただ、高級なこと自体はいいが、二重価格については、疑問が残るところではあります。

インバウンド丼の今後

インバウンド丼は、今後も観光客向けの商品として一定の需要は存在するでしょう。しかし、同時に、日本人にとっても手が届く価格で、本来の日本食の魅力を味わえるような丼ぶり料理を提供していくことも重要です。

参考情報

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